この記事のスケジュール例は「その通りにやれば受かる表」ではありません。
いまの自分に合う回し方(順番・分量・復習周期)を作るための土台です。
「自分の勉強期間だと、どのくらい勉強すればやれば合格できるか」を10〜15分で知りたい方は、無料相談(電話)で確認できます。
宅建オンライン家庭教師に相談する(無料)
①はじめに
10ヶ月は、十分に合格を狙える期間です。
ただし勝負を分けるのは「前半の設計」。インプットに寄りすぎる/分野別で止まりすぎる/復習が回らない――このどれかが起きると、後半で伸ばすための反復回数が足りず、積み上がらない構造になります。
この記事は、10ヶ月で“前半の使い方”を誤らず、後半で伸びる形に寄せるための手順書です。
10ヶ月は、努力量よりも 同じ手順で回せているか がすべて。前半で迷いを消し、回転の型を固定していきましょう。
この記事は「宅建業法から始めるルート」と「権利関係から始めるルート」の2パターンでスケジュール例を用意しています。次の②で、あなたのスタート分野を決めてから読み進めてください。
➁どの分野から勉強を始めるべきか
宅建は 権利関係/宅建業法/法令上の制限・税・その他 の3分野です。10ヶ月は十分に間に合いますが、前半の作り方で後半の伸びが決まります。迷うなら基本は宅建業法からです。宅建業法は最初に回転を作りやすく、その型ができると法令・税でも同じ手順で積み上がります。
権利関係は重くなりやすいので、止まらない形を作ってから入るほうが安定します。勉強が得意な方は 権利関係から スタートでもOKです。ただし、最初から 理解→過去問→復習 の回転を止めないことが条件になります。
③宅建業法から始める場合の
スケジュール例
この表は“範囲の予定”ではなく、毎週『理解→過去問→解き直し』まで終えるための目安です。各週の最後に、その範囲の過去問で正答率を確認し、間違いは翌週も解き直して回収してください。範囲を進めるより、回転を止めないことが最優先です。
・12月後半~1月末:宅建業法(1ヶ月半)
・2月前半~3月末:法令上の制限・税・その他(2ヶ月)
・4月前半~6月前半:権利関係(2ヶ月半)
・6月後半:全範囲の総復習(2週間)
・7月前半~8月前半:年度別過去問(6週間)
・8月後半~9月末:年度別過去問の総復習(6週間)
・10月前半:予想問題集(2週間)
・10月第3週~本番:全範囲の総復習
※以下のスケジュール例は簡潔にするため、1ヶ月をすべて4週として考えます。
| 宅建業法から始める場合の10ヶ月の勉強スケジュール(例) | |
| 勉強時期 | 単元 |
| 12月 | |
| 第3週 | 宅建業の意味 事務所の設置 免許 |
| 第4週 | 事務所以外の場所の規制 宅建士 営業保証金 |
| 1月 | |
| 第1週 | 弁済業務保証金 媒介・代理契約 広告等の規制 |
| 第2週 | 重要事項説明 37条書面 |
| 第3週 | その他規制 自ら売主制限 |
| 第4週 | 住宅瑕疵担保履行法 報酬額の制限 監督・罰則 |
| 2月 | |
| 第1週 | 都市計画法(前半) |
| 第2週 | 都市計画法(後半) |
| 第3週 | 建築基準法(前半) |
| 第4週 | 建築基準法(後半) |
| 3月 | |
| 第1週 | 国土利用計画法 農地法 |
| 第2週 | 土地区画整理法 盛土規制法 |
| 第3週 | 地価公示法 不動産関係評価基準 |
| 第4週 | 税 その他(5点免除) |
| 4月 | |
| 第1週 | 意思表示 制限行為能力者 時効 |
| 第2週 | 代理 債務不履行 |
| 第3週 | 危険負担 弁済 契約不適合責任 相続 |
| 第4週 | 物権変動 不動産登記法 |
| 5月 | |
| 第1週 | 抵当権 保証・連帯債務 |
| 第2週 | 共有 区分所有法 賃貸借 |
| 第3週 | 借地借家法(借家) |
| 第4週 | 借地借家法(借地) |
| 6月 | |
| 第1週 | 不法行為 請負 委任 |
| 第2週 | 債権譲渡 相殺 民法その他 |
| 第3週 | 全範囲の総復習 |
| 第4週 | 全範囲の総復習 |
| 7月 | |
| 第1週 | 年度別過去問2年分 |
| 第2週 | 年度別過去問2年分 |
| 第3週 | 年度別過去問2年分 |
| 第4週 | 年度別過去問2年分 |
| 8月 | |
| 第1週 | 年度別過去問3年分 |
| 第2週 | 年度別過去問3年分 |
| 第3週 | 年度別過去問総復習 |
| 第4週 | 年度別過去問総復習 |
| 9月 | |
| 第1週 | 年度別過去問総復習 |
| 第2週 | 年度別過去問総復習 |
| 第3週 | 年度別過去問総復習 |
| 第4週 | 年度別過去問総復習 |
| 10月 | |
| 第1週 | 予想問題集4回分 |
| 第2週 | 予想問題集4回分 |
| 第3週~本番まで | 全ての総復習 |
④権利関係から始める場合の
スケジュール例
この表は“範囲の予定”ではなく、毎週『理解→過去問→解き直し』まで終えるための目安です。各週の最後に、その範囲の過去問で正答率を確認し、間違いは翌週も解き直して回収してください。範囲を進めるより、回転を止めないことが最優先です。
・12月後半~2月末:権利関係(2ヶ月半)
・3月前半~4月前半:宅建業法(1ヶ月半)
・4月後半~6月前半:法令上の制限・税・その他(2ヶ月)
・6月後半:全範囲の総復習(2週間)
・7月前半~8月前半:年度別過去問(6週間)
・8月後半~9月末:年度別過去問の総復習(6週間)
・10月前半:予想問題集(2週間)
・10月第3週~本番:全範囲の総復習
※以下のスケジュール例は簡潔にするため、1ヶ月をすべて4週として考えます。
| 権利関係から始める場合の10ヶ月の勉強スケジュール(例) | |
| 勉強時期 | 単元 |
| 12月 | |
| 第3週 | 意思表示 制限行為能力者 時効 |
| 第4週 | 代理 債務不履行 |
| 1月 | |
| 第1週 | 危険負担 弁済 契約不適合責任 相続 |
| 第2週 | 物権変動 不動産登記法 |
| 第3週 | 抵当権 保証・連帯債務 |
| 第4週 | 共有 区分所有法 賃貸借 |
| 2月 | |
| 第1週 | 借地借家法(借家) |
| 第2週 | 借地借家法(借地) |
| 第3週 | 不法行為 請負 委任 |
| 第4週 | 債権譲渡 相殺 民法その他 |
| 3月 | |
| 第1週 | 宅建業の意味 事務所の設置 免許 |
| 第2週 | 事務所以外の場所の規制 宅建士 営業保証金 |
| 第3週 | 弁済業務保証金 媒介・代理契約 広告等の規制 |
| 第4週 | 重要事項説明 37条書面 |
| 4月 | |
| 第1週 | その他規制 自ら売主制限 |
| 第2週 | 住宅瑕疵担保履行法 報酬額の制限 監督・罰則 |
| 第3週 | 都市計画法(前半) |
| 第4週 | 都市計画法(後半) |
| 5月 | |
| 第1週 | 建築基準法(前半) |
| 第2週 | 建築基準法(後半) |
| 第3週 | 国土利用計画法 農地法 |
| 第4週 | 土地区画整理法 盛土規制法 |
| 6月 | |
| 第1週 | 地価公示法 不動産関係評価基準 |
| 第2週 | 税 その他(5点免除) |
| 第3週 | 全範囲の総復習 |
| 第4週 | 全範囲の総復習 |
| 7月 | |
| 第1週 | 年度別過去問2年分 |
| 第2週 | 年度別過去問2年分 |
| 第3週 | 年度別過去問2年分 |
| 第4週 | 年度別過去問2年分 |
| 8月 | |
| 第1週 | 年度別過去問3年分 |
| 第2週 | 年度別過去問3年分 |
| 第3週 | 年度別過去問総復習 |
| 第4週 | 年度別過去問総復習 |
| 9月 | |
| 第1週 | 年度別過去問総復習 |
| 第2週 | 年度別過去問総復習 |
| 第3週 | 年度別過去問総復習 |
| 第4週 | 年度別過去問総復習 |
| 10月 | |
| 第1週 | 予想問題集4回分 |
| 第2週 | 予想問題集4回分 |
| 第3週~本番まで | 全ての総復習 |
⑤スケジュール例の解説
10ヶ月は合格を狙える期間ですが、勝負は前半の設計で決まります。遠回りを始めると、後半に必要な反復回数が足りなくなります。
この表の目的
目的は「前半で迷いを消すこと」です。同じ手順(理解→過去問→解き直し)で回り続ける状態を作ります。
使い方(毎週やること)
・今週の範囲をテキストで理解する
・今週のうちに該当範囲の過去問で確認し、間違いは解き直して回収する
週1回だけ確認すること
・分野別で止まりすぎていないか(完璧主義で詰まっていないか)
・過去問が「確認」ではなく「作業」になっていないか
・解き直しが週内で完結しているか
⑥勉強時間の目安
10ヶ月は前半の使い方で後半の伸びが決まります。「インプットだけで終わらない時間」を確保してください。
インプット期(テキスト+分野別過去問)
・独学:1日 1.25〜1.75時間(週 9〜12時間)
・通信講座・個別指導:1日 1〜1.25時間(週 6〜8時間)
・目安量:週 55〜75ページ/過去問 25〜35問
アウトプット期(年度別過去問)
・1日 1.5〜2時間(週 12〜14時間)
・目安:週 2回分(解き直し込み)
直前期(予想問題・総復習)
・1日 2.5時間前後
⑦まとめ
このスケジュール表は、「予定を守ること」よりも、点が伸びる手順(理解→演習→復習)が回っているかを確認するためのものです。勉強期間が長くても短くても、失速する人に共通しているのは「努力不足」ではなく、回転が止まっているのに気づけないことです。
特に崩れやすいのは次の3つです。
・テキスト中心になって、過去問が後回しになっている
・復習が“まとめてやる”になり、解き直しが積み上がらない
・過去問に入ってから、反復の回数が足りない(解いたままになっている)
逆に言うと、毎週やることはシンプルです。
・今週の範囲は、今週のうちに過去問で確認する
・間違えた問題は、翌週以降も触れる前提で残す
・「やった」ではなく「解ける状態」に寄せる
ここが回っていれば、どの勉強期間でも後半で伸びます。回っていなければ、どれだけ予定通りに進んでも点は安定しません。もし今、
「このペースで間に合うのか」
「過去問に入るタイミングが合っているのか」
「復習が積み上がっている実感がない」
このどれかが少しでもあるなら、一度だけ“現在地”を整理してから進めると、その後の迷いが消えます。
▼無料で現在地を確認する
宅建オンライン家庭教師に相談する(無料)
