①はじめに

宅建は、昔と違って「勉強しただけでは受からない試験」になっています。落ちることは恥ではありません。ただし、落ちる人には共通点があり、合格する人にも共通点がある。
この記事では、“落ちる人の特徴”を構造的に分解し、今年必ず合格するために必要なことを最短でまとめています。

もし今、これが1つでもあるなら

・何から手をつけるか毎週ブレる
・過去問を回しているのに点が安定しない
・「どこまでやれば合格ラインか」が見えない
・直前期のやることが決まらない

今の段階で「やり方」と「配分」を一度決めておくと、後半の伸びが変わります。

無料相談(電話10〜15分)では、あなたの勉強時間を前提に
・合格ラインに届くペースか
・何を優先して、どこまでやるか
・年度別過去問をいつから回すか
この3つをその場で決めます。
相談後は悩む時間が減って、勉強時間がそのまま得点に変わります。
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②宅建に落ちる人の特徴

宅建に落ちる人には以下のような特徴があります。自分の勉強は間違っていないかきちんと確認しておきましょう。

勉強時間が足りない

宅建は範囲が広く、年々難易度が上がっているため必要な勉強時間が多くなっている傾向があります。合格に必要な勉強時間は独学の場合400時間〜500時間で一般的な勉強期間は半年間ですが、受験の半年前、4月から勉強を開始しても合格に必要な勉強時間を確保できない方が多くいます。宅建の合格を目指す人の多くはフルタイムで働く社会人ですが、仕事が忙しく帰宅が遅くなり、疲れて勉強時間を確保できないことはよくありますので、そのような場合は半年以上前から勉強をスタートしましょう。

【改善策】 まず「週○時間」を固定して、平日+休日の内訳まで先に決める(例:平日60分×5+休日3時間×2)。

勉強スケジュールを組んでいない

宅建の試験範囲は権利関係、法令上の制限・税その他、宅建業法と大きく分けて3分野ありますが一番難しい権利関係に時間をかけすぎ、他の分野の勉強が疎かになってしまうことがあります。勉強開始時期から試験日までの大ふまかな勉強スケジュールを組みながら全範囲しっかり満遍なく勉強できるようにしましょう。

【改善策】 試験日から逆算して「各分野を終える週」と「年度別過去問に入る週」だけ先にスケジュールを決める。

使う教材が合格に適していない

市販の宅建のテキストは様々ありますが、宅建の試験範囲である3分野のテキスト、過去問集の合計6冊が1セットになっているものを必ず購入しましょう。1冊にまとまっているものをありますが、解説が薄く、問題演習も足りませんので合格に適していません。テキストと過去問集の6冊をしっかり何度もやり込むことが大事です。 

【改善策】 テキスト+分野別過去問の基本セットに絞り、「今年はこの教材を回し切る」で固定する。

いろんな教材に手を出そうとする

宅建のテキストはいろいろなものが売られています。テキスト、分野別の過去問集以外にもマンガで理解できるもの、一問一答集、要点整理テキストなどその他様々な教材があります。消化不良のまま中途半端にいろんな教材に手を出してしまわないようにしょう。解説方法もテキストによって異なる場合があり、曖昧な理解のまま読むとかえって混乱してしまう可能性があります。
分野別の過去問集3冊をこれ以上勉強することがなくなったと言えるくらいやり込んだら、予想問題集で本番の形式に慣れていきましょう。

【改善策】 新しい教材は増やさず、テキスト3冊+過去問3冊の6冊だけを固定して回す(過去問中心で・間違いだけ翌週以降も触れる)。

テキストを隅々まで細かく読む

宅建のテキストはしっかり理解しながら学習していけるように、なぜそのような法律があるか、どのような経緯で法律ができたのか、背景の部分まで理解できるように細かく説明されてりおり、本番でも出題されないような点まで書かれていることもあります。これは悪いことではありません。なぜなら書かれていないと構成が不自然になってしまうからです。しかし、細かく書いてあることにとらわれすぎて覚えるべきポイントを押さえずにテキストを読むこと(インプット)に時間をかけて、問題演習(アウトプット)の時間を確保せずに勉強した気になってしまうことがあります。勉強の中心は問題演習(アウトプット)です。テキストを読むことは最低限にとどめ、しっかり問題演習に時間をかけるようにしましょう。
通信講座と同じです。映像授業を見ているだけで過去問を解かなければ意味がありません。映像授業と過去問演習は必ずセットで勉強してください。

【改善策】 テキストは「過去問で間違えた箇所や不安なところだけ確認する」運用にして、読む時間より解く時間を優先する。

丸暗記や語呂合わせに頼っている

宅建の試験は法律系の国家資格の試験ですので必ず法律の意味があります。その法律の意味を理解せずに丸暗記や語呂合わせに頼ってしまうのは良くありません。なぜなら丸暗記や語呂合わせというのは理解という過程を飛ばした付け焼き刃になってしまうので、忘れるのが早く、いつまで経っても覚えることができないからです。

【改善策】 覚える前に、過去問の解説を読んで、「なぜ〇か、なぜ×か」の根拠を言える状態にしてから覚える。

理解せずになんとなく過去問を解いている

過去問の取り組み方が間違っているケースです。過去問をやみくもに解いても意味がありません。過去問をやる目的は過去問を解くことによって法律の考え方を理解することだからです。法律の根拠を考えずに「なんとなく」で○だろう×だろうで勉強しても一切身につきません。なぜ○か、なぜ×なのかその根拠まできちんと考えて解答を出す癖をつけましょう。

具体例として、宅建業法で一番最初に学ぶ、「宅建業の免許」の単元を過去問を使って解説します。

宅地建物取引業の免許(以下この問において「免許」という。)に関する次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定によれば、正しいものはどれか。なお、いずれの場合も、その行為を業として営むものとする。(2021年10月問32)

1.A社が、都市計画法に規定する用途地域外の土地であって、ソーラーパネルを設置するための土地の売買を媒介しようとする場合、免許は必要ない。
→正しい。用途地域外の土地でソーラーパネルを設置するための土地は宅地に該当しないので免許不要。

2.B社が、土地区画整理事業の換地処分により取得した換地を住宅用地として分譲しようとする場合、免許は必要ない。
→誤り。住宅用地は宅地、分譲なので自ら売買、業として営むと問題文に書いてあり、宅地建物取引業に該当するので免許必要。

3.農業協同組合Cが、組合員が所有する宅地の売却の代理をする場合、免許は必要ない。
→誤り。宅地、代理して売買、業として営むと問題文に書いてあり、宅地建物取引業に該当するので免許必要。

4.D社が、地方公共団体が定住促進策としてその所有する土地について住宅を建築しようとする個人に売却する取引の媒介をしようとする場合、免許は必要ない。
→誤り。住宅を建築するための土地は宅地、媒介して売買、業として営むと問題文に書いてあり、宅地建物取引業に該当するので免許必要。

「宅地または建物」「取引」「業」全てに当てはまったら宅建業の免許が必要となり、1つでも当てはまらなければ免許不要となります。したがってこの3つ全てに関して選択肢ごとに考える必要があります。これが正しい解答の導き方です。

本当にごく一部の方ですが、以上のような考えを全くせずに「うーん不動産会社っぽい仕事!これは〇!」と何も考えずに解答を出す人がいます。本当にいます。これでは一生合格できません。きちんと勉強している人であればその解答の根拠が言えるはずです。そのような勉強をしていきましょう。

【改善策】 1問ごとに「なぜ○か/なぜ×か」を1行で言えるまで解説を読み、言えない問題は翌週以降も取り組む。

出題頻度を考えずに勉強する

宅建試験では傾向があり、出題頻度が高い問題、低い問題、難易度が高い問題、低い問題など様々あります。そのような傾向を考えずに「とりあえず過去問題集に載っている問題全部やる」という勉強方法は間違っています。出題頻度が低く難易度が高い問題は捨ててしまって大丈夫です。捨てるべき問題の代表例は権利関係(民法)の法定地上権と税金の所得税です。しっかり優先順位をつけながら勉強していきましょう。

【改善策】 最初は頻出論点だけで点を作り、低頻度・重い論点は“後回し”にして回転を止めない。

試験に出ないことまで考える

これは特に権利関係で多いです。権利関係は奥が深いですが、宅建試験で問われるのは本当に基礎的なことのみです。しかし、「こういう場合はどうだろう」と試験に出ない深いところや難しい内容まで考えてしまう人がいます。もちろんそれらに答えはあるでしょう。しかし、合格するためには不必要な知識であり、考えても、覚えても、なんら合格に繋がりません。合格するために必要な点数を取るために勉強しているわけですから、点に繋がらない論点は考えるだけ無駄なのです。どこが出題されるのかされないのかを知るために過去問をやり込んでください。そうしたら自然と傾向がわかるはずです。

【改善策】 「宅建は基礎だけ出る」を前提に、疑問は深追いせず“過去問で問われた範囲”までに留める。

試験に出ない不必要な知識まで覚える

ひとつ前の「試験に出ないことまで考える」と似ているのですが、これは法令上の制限に多いです。法令上の制限は専門用語が多く、法律上の定義までテキストに載っていますが、宅建の試験はマークシート式なのでそこまで正確に覚える必要はありません。しかし、その長い法律上の定義まで覚える人がいます。例えば都市計画上の用途地域や補助的地域地区、地区計画の定義などです。暗記は試験に合格するための必要最低限の知識までにとどめましょう。不必要な知識を覚えても無駄に暗記量が増えるだけなので絶対にやめましょう。

【改善策】 定義や条文を丸ごと覚えず、過去問を解くのに必要な知識だけに限定して覚える。

➂宅建試験の昔の問題と
今の問題の違い

正直なところ10年前までの宅建試験であれば過去問の焼き直しが多く、理解が甘くても解ける問題が多かったのですが今は違います。きちんと理解した人でないと正解することができない、表面上覚えただけの人を振り落とす試験になっていて、丸暗記や語呂合わせに頼っている人や法律を理解していない人は正解できない問題が増えています。絶対に丸暗記や語呂合わせ、なんとなくで問題を解くことはやめましょう。

④合格するために必要なこと

落ちる人の勉強方法と真逆なことをやれば良いのです。つまり、早期から勉強を始め、勉強期間勉強時間を確保し、スケジュール組みながら、出題頻度を考え、試験に出ない不必要なことは覚えず、テキスト過去問集の6冊を理解してやり込めば合格できます。
宅建試験は1回で合格すべきです。「落ちても来年また受かれば良いだろう」という気持ちで勉強するのはやめましょう。法改正もありますしテキストも買い直さなければならず、次の試験である1年後まで勉強し続けなければなりません。

⑤宅建オンライン家庭教師の
サービス内容

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