この記事のスケジュール例は「その通りにやれば受かる表」ではありません。
いまの自分に合う回し方(順番・分量・復習周期)を作るための土台です。
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①はじめに

8ヶ月は、設計次第で十分に合格できます。

ただし遠回りをしている余裕は小さく、順番を誤る/復習が後回しになる/反復が回らない――こうしたズレが出ると、後半で一気に伸びが止まります。

この記事は、8ヶ月で“遠回り”を潰し、反復が回る形を最初から作るためのガイドです。

8ヶ月は「量」より 回転(反復) が命。学んだ範囲をその週に過去問で確認し、翌週以降も触れる前提で積み上げていきましょう。

➁どの分野から勉強を始めるべきか

宅建は 権利関係/宅建業法/法令上の制限・税・その他 の3分野です。8ヶ月は遠回りの余裕が小さいため、基本は 宅建業法から が最短で安定します。宅建業法は得点化しやすく、早い段階で「解ける型」を作れます。その型のまま法令・税へ進み、権利関係は回転が回る状態で入るのが一番崩れません。
勉強が得意な方は 権利関係から でも問題ありません。ただし、必ず 理解→過去問→復習 を週単位で回す前提で進めてください。

 宅建業法から始める人:
 権利関係から始める人:

③宅建業法から始める場合の
スケジュール例

この表は“範囲の予定”ではなく、毎週『理解→過去問→解き直し』まで終えるための目安です。各週の最後に、その範囲の過去問で正答率を確認し、間違いは翌週も解き直して回収してください。範囲を進めるより、回転を止めないことが最優先です。

2月後半~3月前半:宅建業法(1ヶ月)
3月後半~4月末:法令上の制限・税・その他(1ヶ月半)
5月前半~6月末:権利関係(2ヶ月)
7月前半:全範囲の総復習(2週間)
7月後半~8月末:年度別過去問(6週間)
9月:年度別過去問の総復習(1ヶ月)
10月前半:予想問題集(2週間)
10月第3週~本番:全範囲の総復習

※以下のスケジュール例は簡潔にするため、1ヶ月をすべて4週として考えます。

宅建業法から始める場合の8ヶ月の勉強スケジュール(例)
勉強時期単元
2月
第3週宅建業の意味
事務所の設置
免許
事務所以外の場所の規制
宅建士
第4週営業保証金
弁済業務保証金
媒介・代理契約
広告等の規制
3月
第1週重要事項説明
37条書面
その他規制
第2週自ら売主制限
住宅瑕疵担保履行法
報酬額の制限
監督・罰則
第3週都市計画法
第4週建築基準法(前半)
4月
第1週建築基準法(後半)
国土利用計画法
第2週農地法
土地区画整理法
第3週盛土規制法
地価公示法
不動産関係評価基準
第4週
その他(5点免除)
5月
第1週意思表示
制限行為能力者
時効
第2週代理
債務不履行
危険負担
弁済
第3週契約不適合責任
相続
物権変動
第4週不動産登記法
抵当権
保証・連帯債務
6月
第1週共有
区分所有法
第2週賃貸借
借地借家法(借家)
第3週借地借家法(借地)
不法行為
請負
第4週委任
債権譲渡
相殺
民法その他
7月
第1週全範囲の総復習
第2週全範囲の総復習
第3週年度別過去問2年分
第4週年度別過去問2年分
8月
第1週年度別過去問2年分
第2週年度別過去問2年分
第3週年度別過去問3年分
第4週年度別過去問3年分
9月
第1週年度別過去問総復習
第2週年度別過去問総復習
第3週年度別過去問総復習
第4週年度別過去問総復習
10月
第1週予想問題集4回分
第2週予想問題集4回分
第3週~本番まで全ての総復習

④権利関係から始める場合の
スケジュール例

この表は“範囲の予定”ではなく、毎週『理解→過去問→解き直し』まで終えるための目安です。各週の最後に、その範囲の過去問で正答率を確認し、間違いは翌週も解き直して回収してください。範囲を進めるより、回転を止めないことが最優先です。

2月後半~4月前半:権利関係(2ヶ月)
4月後半~5月前半:宅建業法(1ヶ月)
5月後半~6月末:法令上の制限・税・その他(1ヶ月半)
7月前半:全範囲の総復習(2週間)
7月後半~8月末:年度別過去問(6週間)
9月:年度別過去問の総復習(1ヶ月)
10月前半:予想問題集(2週間)
10月第3週~本番:全範囲の総復習

※以下のスケジュール例は簡潔にするため、1ヶ月をすべて4週として考えます。

権利関係から始める場合の8ヶ月の勉強スケジュール(例)
勉強時期単元
2月
第3週意思表示
制限行為能力者
時効
第4週代理
債務不履行
危険負担
弁済
3月
第1週契約不適合責任
相続
物権変動
第2週不動産登記法
抵当権
保証・連帯債務
第3週共有
区分所有法
第4週賃貸借
借地借家法(借家)
4月
第1週借地借家法(借地)
不法行為
請負
第2週委任
債権譲渡
相殺
民法その他
第3週宅建業の意味
事務所の設置
免許
事務所以外の場所の規制
宅建士
第4週営業保証金
弁済業務保証金
媒介・代理契約
広告等の規制
5月
第1週重要事項説明
37条書面
その他規制
第2週自ら売主制限
住宅瑕疵担保履行法
報酬額の制限
監督・罰則
第3週都市計画法
第4週建築基準法(前半)
6月
第1週建築基準法(後半)
国土利用計画法
第2週農地法
土地区画整理法
第3週盛土規制法
地価公示法
不動産関係評価基準
第4週
その他(5点免除)
7月
第1週全範囲の総復習
第2週全範囲の総復習
第3週年度別過去問2年分
第4週年度別過去問2年分
8月
第1週年度別過去問2年分
第2週年度別過去問2年分
第3週年度別過去問3年分
第4週年度別過去問3年分
9月
第1週年度別過去問総復習
第2週年度別過去問総復習
第3週年度別過去問総復習
第4週年度別過去問総復習
10月
第1週予想問題集4回分
第2週予想問題集4回分
第3週~本番まで全ての総復習

⑤スケジュール例の解説

8ヶ月は設計次第で合格できますが、遠回りの余裕は小さいです。回転が作れないまま進むと、後半で一気に伸びが止まります。

この表の目的

目的は「最短で崩れない形」を作ることです。週内で、理解→過去問→解き直しを完結させる前提で運用します。

使い方(毎週やること)

・今週の範囲をテキストで理解する
・今週のうちに該当範囲の過去問で確認し、間違いは翌週も触れて回収する

週1回だけ確認すること

・復習が「まとめて」になっていないか
・新規範囲を増やしすぎて、解き直しが落ちていないか
・年度別過去問で、弱点が特定できているか

⑥勉強時間の目安

8ヶ月は遠回りが許されない期間。「理解→演習→復習」が週内で回る時間配分にしてください。

インプット期(テキスト+分野別過去問)
・独学:1日 1.75〜2.25時間(週 12〜16時間)
・通信講座・個別指導:1日 1.25〜1.75時間(週 9〜12時間)
・目安量:週 75〜95ページ/過去問 35〜45問

アウトプット期(年度別過去問)
・1日 2〜2.5時間(週 16時間前後)
・目安:週 2回分(解き直し込み)

直前期(予想問題・総復習)
・1日 3時間前後

⑦まとめ

このスケジュール表は、「予定を守ること」よりも、点が伸びる手順(理解→演習→復習)が回っているかを確認するためのものです。勉強期間が長くても短くても、失速する人に共通しているのは「努力不足」ではなく、回転が止まっているのに気づけないことです。
特に崩れやすいのは次の3つです。

・テキスト中心になって、過去問が後回しになっている
・復習が“まとめてやる”になり、解き直しが積み上がらない
・過去問に入ってから、反復の回数が足りない(解いたままになっている)

逆に言うと、毎週やることはシンプルです。

・今週の範囲は、今週のうちに過去問で確認する
・間違えた問題は、翌週以降も触れる前提で残す
・「やった」ではなく「解ける状態」に寄せる

ここが回っていれば、どの勉強期間でも後半で伸びます。回っていなければ、どれだけ予定通りに進んでも点は安定しません。もし今、

「このペースで間に合うのか」
「過去問に入るタイミングが合っているのか」
「復習が積み上がっている実感がない」

このどれかが少しでもあるなら、一度だけ“現在地”を整理してから進めると、その後の迷いが消えます。

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