この記事のスケジュール例は「その通りにやれば受かる表」ではありません。
いまの自分に合う回し方(順番・分量・復習周期)を作るための土台です。
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①はじめに

4ヶ月は、合格できる人とできない人がはっきり分かれる期間です。

やることが多いからこそ、「やらないこと」を決めて優先順位を固定できるかがすべて。気合いで詰め込むより、崩れない形で回すほうが結果が出ます。

この記事は、4ヶ月で脱落を防ぎつつ、得点化に直結する回し方に寄せるためのガイドです。

4ヶ月は、進度よりも 回る現実ライン を作ることが最優先です。

この記事は「宅建業法から始めるルート」と「権利関係から始めるルート」の2パターンでスケジュール例を用意しています。次の②で、あなたのスタート分野を決めてから読み進めてください。

➁どの分野から勉強を始めるべきか

宅建は 権利関係/宅建業法/法令上の制限・税・その他 の3分野です。4ヶ月は入口でつまずくと崩れやすいので、基本は宅建業法からが最も現実的です。宅建業法→法令・税で回転(理解→演習→復習)を作り、権利関係は回転が回る状態で処理する。この順番が一番失速しにくい進め方になります。

勉強が得意な方は権利関係からでもOKです。ただし、理解だけで終わらず、必ず過去問で確認して復習まで回すことが条件です。

 宅建業法から始める人:
 権利関係から始める人:

③宅建業法から始める場合の
スケジュール例

この表は“範囲の予定”ではなく、毎週『理解→過去問→解き直し』まで終えるための目安です。各週の最後に、その範囲の過去問で正答率を確認し、間違いは翌週も解き直して回収してください。範囲を進めるより、回転を止めないことが最優先です。

6月後半:宅建業法(2週間)
7月第1週~第3週:法令上の制限・税・その他(3週間)
7月第4週~8月第3週:権利関係(4週間)
8月第4週:全範囲の総復習(1週間)
9月第1週~第3週:年度別過去問(3週間)
9月第4週~10月第1週:年度別過去問の総復習(2週間)
10月第2週:予想問題集(1週間)
10月第3週~本番:全範囲の総復習

※以下のスケジュール例は簡潔にするため、1ヶ月をすべて4週として考えます。

宅建業法から始める場合の4ヶ月の勉強スケジュール(例)
勉強時期単元
6月
第3週宅建業の意味
事務所の設置
免許
事務所以外の場所の規制
宅建士
営業保証金
弁済業務保証金
媒介・代理契約
広告等の規制
第4週重要事項説明
37条書面
その他規制
自ら売主制限
住宅瑕疵担保履行法
報酬額の制限
監督・罰則
7月
第1週都市計画法
建築基準法(前半)
第2週建築基準法(後半)
国土利用計画法
農地法
土地区画整理法
第3週盛土規制法
地価公示法
不動産関係評価基準

その他(5点免除)
第4週意思表示
制限行為能力者
時効
代理
債務不履行
危険負担
弁済
8月
第1週契約不適合責任
相続
物権変動
不動産登記法
抵当権
保証・連帯債務
第2週共有
区分所有法
賃貸借
借地借家法(借家)
第3週借地借家法(借地)
不法行為
請負
委任
債権譲渡
相殺
民法その他
第4週全範囲の総復習
9月
第1週年度別過去問4年分
第2週年度別過去問5年分
第3週年度別過去問5年分
第4週年度別過去問総復習
10月
第1週年度別過去問総復習
第2週予想問題集8回分
第3週~本番まで全ての総復習

④権利関係から始める場合の
スケジュール例

この表は“範囲の予定”ではなく、毎週『理解→過去問→解き直し』まで終えるための目安です。各週の最後に、その範囲の過去問で正答率を確認し、間違いは翌週も解き直して回収してください。範囲を進めるより、回転を止めないことが最優先です。

6月後半~7月第2週:権利関係(4週間)
7月後半:宅建業法(2週間)
8月第1週~第3週:法令上の制限・税・その他(3週間)
8月第4週:全範囲の総復習(1週間)
9月第1週~第3週:年度別過去問(3週間)
9月第4週~10月第1週:年度別過去問の総復習(2週間)
10月第2週:予想問題集(1週間)
10月第3週~本番:全範囲の総復習

※以下のスケジュール例は簡潔にするため、1ヶ月をすべて4週として考えます。

権利関係から始める場合の4ヶ月の勉強スケジュール(例)
勉強時期単元
6月
第3週意思表示
制限行為能力者
時効
代理
債務不履行
危険負担
弁済
第4週契約不適合責任
相続
物権変動
不動産登記法
抵当権
保証・連帯債務
7月
第1週共有
区分所有法
賃貸借
借地借家法(借家)
第2週借地借家法(借地)
不法行為
請負
委任
債権譲渡
相殺
民法その他
第3週宅建業の意味
事務所の設置
免許
事務所以外の場所の規制
宅建士
営業保証金
弁済業務保証金
媒介・代理契約
広告等の規制
第4週重要事項説明
37条書面
その他規制
自ら売主制限
住宅瑕疵担保履行法
報酬額の制限
監督・罰則
8月
第1週都市計画法
建築基準法(前半)
第2週建築基準法(後半)
国土利用計画法
農地法
土地区画整理法
第3週盛土規制法
地価公示法
不動産関係評価基準

その他(5点免除)
第4週全範囲の総復習
9月
第1週年度別過去問4年分
第2週年度別過去問5年分
第3週年度別過去問5年分
第4週年度別過去問総復習
10月
第1週年度別過去問総復習
第2週予想問題集8回分
第3週~本番まで全ての総復習

⑤スケジュール例の解説

4ヶ月は、合格できる人とできない人がはっきり分かれます。気合で詰めるより、現実に回るラインを作った人が勝ちます。

この表の目的

目的は「崩れない現実ラインで回すこと」です。全部を完璧にする発想は捨てて、得点化に直結する運用に寄せます。

使い方(毎週やること)

・今週の範囲をテキストで理解する
・今週のうちに過去問で確認し、間違いは解き直して回収する

週1回だけ確認すること

・復習枠が確保できているか(新規に飲まれていないか)
・年度別過去問で、ミスの型が潰れているか
・直前期の総復習に「残しすぎ」になっていないか

⑥勉強時間の目安

4ヶ月は「やることが多い」のではなく、回転が止まるのが怖い期間。短時間でも毎日触れる前提で合計時間を確保してください。

インプット期(テキスト+分野別過去問)
・独学:1日 3〜3.5時間(週 22〜26時間)
・通信講座・個別指導:1日 2.5〜3時間(週 18〜22時間)
・目安量:週 130〜160ページ/過去問 60〜80問

アウトプット期(年度別過去問)
・1日 3.5時間前後
・目安:週 3回分+解き直し

直前期(予想問題・総復習)
・1日 4時間前後

⑦まとめ

このスケジュール表は、「予定を守ること」よりも、点が伸びる手順(理解→演習→復習)が回っているかを確認するためのものです。勉強期間が長くても短くても、失速する人に共通しているのは「努力不足」ではなく、回転が止まっているのに気づけないことです。
特に崩れやすいのは次の3つです。

・テキスト中心になって、過去問が後回しになっている
・復習が“まとめてやる”になり、解き直しが積み上がらない
・過去問に入ってから、反復の回数が足りない(解いたままになっている)

逆に言うと、毎週やることはシンプルです。

・今週の範囲は、今週のうちに過去問で確認する
・間違えた問題は、翌週以降も触れる前提で残す
・「やった」ではなく「解ける状態」に寄せる

ここが回っていれば、どの勉強期間でも後半で伸びます。回っていなければ、どれだけ予定通りに進んでも点は安定しません。もし今、

「このペースで間に合うのか」
「過去問に入るタイミングが合っているのか」
「復習が積み上がっている実感がない」

このどれかが少しでもあるなら、一度だけ“現在地”を整理してから進めると、その後の迷いが消えます。

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