この記事のスケジュール例は「その通りにやれば受かる表」ではありません。
いまの自分に合う回し方(順番・分量・復習周期)を作るための土台です。
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①はじめに
6ヶ月は、正しい順番なら十分に間に合います。
逆に、順番が崩れると一気に苦しくなるのが半年の特徴。「一度で完璧」を狙うより、学習→過去問→復習の回転を止めずに、得点化に寄せていくほうが安定します。
この記事は、半年で失速する原因=順番の崩れを避け、優先順位を固定するためのガイドです。
半年で最も重要なのは 進め方の精度。迷いなく回せる形を最初に作っていきましょう。
この記事は「宅建業法から始めるルート」と「権利関係から始めるルート」の2パターンでスケジュール例を用意しています。次の②で、あなたのスタート分野を決めてから読み進めてください。
➁どの分野から勉強を始めるべきか
宅建は 権利関係/宅建業法/法令上の制限・税・その他 の3分野です。半年は迷いがそのまま失点につながるので、基本は宅建業法から で進めるのが安定します。宅建業法で回転(理解→演習→復習)を作ってから他分野へ行くほうが、手順が崩れません。
権利関係は重くなりやすいので、後に回すほど安定しやすいです。勉強が得意な方は 権利関係から スタートでも問題ありません。ただし「一度で完璧」を狙わず、週の中で 過去問→復習 まで回すことが前提です。
③宅建業法から始める場合の
スケジュール例
この表は“範囲の予定”ではなく、毎週『理解→過去問→解き直し』まで終えるための目安です。各週の最後に、その範囲の過去問で正答率を確認し、間違いは翌週も解き直して回収してください。範囲を進めるより、回転を止めないことが最優先です。
・4月後半~5月第1週:宅建業法(3週間)
・5月第2週~6月前半:法令上の制限・税・その他(5週間)
・6月後半~7月末:権利関係(6週間)
・8月前半:全範囲の総復習(2週間)
・8月後半~9月前半:年度別過去問(4週間)
・9月後半:年度別過去問の総復習(2週間)
・10月前半:予想問題集(2週間)
・10月第3週~本番:全範囲の総復習
※以下のスケジュール例は簡潔にするため、1ヶ月をすべて4週として考えます。
| 宅建業法から始める場合の半年(6ヶ月)の勉強スケジュール(例) | |
| 勉強時期 | 単元 |
| 4月 | |
| 第3週 | 宅建業の意味 事務所の設置 免許 事務所以外の場所の規制 宅建士 営業保証金 |
| 第4週 | 弁済業務保証金 媒介・代理契約 広告等の規制 重要事項説明 37条書面 |
| 5月 | |
| 第1週 | その他規制 自ら売主制限 住宅瑕疵担保履行法 報酬額の制限 監督・罰則 |
| 第2週 | 都市計画法 |
| 第3週 | 建築基準法 |
| 第4週 | 国土利用計画法 農地法 土地区画整理法 |
| 6月 | |
| 第1週 | 盛土規制法 地価公示法 不動産関係評価基準 |
| 第2週 | 税 その他(5点免除) |
| 第3週 | 意思表示 制限行為能力者 時効 代理 |
| 第4週 | 債務不履行 危険負担 弁済 契約不適合責任 相続 |
| 7月 | |
| 第1週 | 物権変動 不動産登記法 抵当権 保証・連帯債務 |
| 第2週 | 共有 区分所有法 賃貸借 |
| 第3週 | 借地借家法(借家) 借地借家法(借地) |
| 第4週 | 不法行為 請負 委任 債権譲渡 相殺 民法その他 |
| 8月 | |
| 第1週 | 全範囲の総復習 |
| 第2週 | 全範囲の総復習 |
| 第3週 | 年度別過去問3年分 |
| 第4週 | 年度別過去問3年分 |
| 9月 | |
| 第1週 | 年度別過去問4年分 |
| 第2週 | 年度別過去問4年分 |
| 第3週 | 年度別過去問総復習 |
| 第4週 | 年度別過去問総復習 |
| 10月 | |
| 第1週 | 予想問題集4回分 |
| 第2週 | 予想問題集4回分 |
| 第3週~本番まで | 全ての総復習 |
④権利関係から始める場合の
スケジュール例
この表は“範囲の予定”ではなく、毎週『理解→過去問→解き直し』まで終えるための目安です。各週の最後に、その範囲の過去問で正答率を確認し、間違いは翌週も解き直して回収してください。範囲を進めるより、回転を止めないことが最優先です。
・4月後半~5月末:権利関係(6週間)
・6月~6月第3週:宅建業法(3週間)
・6月第4週~7月末:法令上の制限・税・その他(5週間)
・8月前半:全範囲の総復習(2週間)
・8月後半~9月前半:年度別過去問(4週間)
・9月後半:年度別過去問の総復習(2週間)
・10月前半:予想問題集(2週間)
・10月第3週~本番:全範囲の総復習
※以下のスケジュール例は簡潔にするため、1ヶ月をすべて4週として考えます。
| 権利関係から始める場合の半年(6ヶ月)の勉強スケジュール(例) | |
| 勉強時期 | 単元 |
| 4月 | |
| 第3週 | 意思表示 制限行為能力者 時効 代理 |
| 第4週 | 債務不履行 危険負担 弁済 契約不適合責任 相続 |
| 5月 | |
| 第1週 | 物権変動 不動産登記法 抵当権 保証・連帯債務 |
| 第2週 | 共有 区分所有法 賃貸借 |
| 第3週 | 借地借家法(借家) 借地借家法(借地) |
| 第4週 | 不法行為 請負 委任 債権譲渡 相殺 民法その他 |
| 6月 | |
| 第1週 | 宅建業の意味 事務所の設置 免許 事務所以外の場所の規制 宅建士 営業保証金 |
| 第2週 | 弁済業務保証金 媒介・代理契約 広告等の規制 重要事項説明 37条書面 |
| 第3週 | その他規制 自ら売主制限 住宅瑕疵担保履行法 報酬額の制限 監督・罰則 |
| 第4週 | 都市計画法 |
| 7月 | |
| 第1週 | 建築基準法 |
| 第2週 | 国土利用計画法 農地法 土地区画整理法 |
| 第3週 | 盛土規制法 地価公示法 不動産関係評価基準 |
| 第4週 | 税 その他(5点免除) |
| 8月 | |
| 第1週 | 全範囲の総復習 |
| 第2週 | 全範囲の総復習 |
| 第3週 | 年度別過去問3年分 |
| 第4週 | 年度別過去問3年分 |
| 9月 | |
| 第1週 | 年度別過去問4年分 |
| 第2週 | 年度別過去問4年分 |
| 第3週 | 年度別過去問総復習 |
| 第4週 | 年度別過去問総復習 |
| 10月 | |
| 第1週 | 予想問題集4回分 |
| 第2週 | 予想問題集4回分 |
| 第3週~本番まで | 全ての総復習 |
⑤スケジュール例の解説
6ヶ月は、正しい順番なら間に合います。逆に、順番と回転が崩れると一気に苦しくなるのが半年です。
この表の目的
目的は「迷いを消して、回し切ること」です。一度で完璧を狙わず、回転で得点化に寄せます。
使い方(毎週やること)
・今週の範囲をテキストで理解する
・今週のうちに過去問で確認し、間違いは解き直して回収する
週1回だけ確認すること
・理解に寄りすぎて、演習が不足していないか
・解き直しが「後でまとめて」になっていないか
・年度別過去問で、弱点論点の反復が回っているか
⑥勉強時間の目安
半年は「週にまとめて」では回りません。毎日回す前提で時間を確保してください。
インプット期(テキスト+分野別過去問)
・独学:1日 2〜2.5時間(週 14〜18時間)
・通信講座・個別指導:1日 1.5〜2時間(週 10〜14時間)
・目安量:週 90〜110ページ/過去問 35〜50問
アウトプット期(年度別過去問)
・1日 2.5時間前後(週 18時間前後)
・目安:週 2回分+解き直し
直前期(予想問題・総復習)
・1日 3〜3.5時間
⑦まとめ
このスケジュール表は、「予定を守ること」よりも、点が伸びる手順(理解→演習→復習)が回っているかを確認するためのものです。勉強期間が長くても短くても、失速する人に共通しているのは「努力不足」ではなく、回転が止まっているのに気づけないことです。
特に崩れやすいのは次の3つです。
・テキスト中心になって、過去問が後回しになっている
・復習が“まとめてやる”になり、解き直しが積み上がらない
・過去問に入ってから、反復の回数が足りない(解いたままになっている)
逆に言うと、毎週やることはシンプルです。
・今週の範囲は、今週のうちに過去問で確認する
・間違えた問題は、翌週以降も触れる前提で残す
・「やった」ではなく「解ける状態」に寄せる
ここが回っていれば、どの勉強期間でも後半で伸びます。回っていなければ、どれだけ予定通りに進んでも点は安定しません。もし今、
「このペースで間に合うのか」
「過去問に入るタイミングが合っているのか」
「復習が積み上がっている実感がない」
このどれかが少しでもあるなら、一度だけ“現在地”を整理してから進めると、その後の迷いが消えます。
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