この記事のスケジュール例は「その通りにやれば受かる表」ではありません。
いまの自分に合う回し方(順番・分量・復習周期)を作るための土台です。
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①はじめに
3ヶ月は、努力量より 選択 で決まります。
全部を完璧にする発想だと時間が足りず崩れます。取るところを決める/順番を固定する/反復枠を確保する――この3つができるかどうかが合否を分けます。
この記事は、3ヶ月で“間に合う動きだけ”に絞り、最短で得点化するためのガイドです。
3ヶ月は、迷っている時間が一番危険。最短で得点につながる形に寄せていきましょう。
この記事は「宅建業法から始めるルート」と「権利関係から始めるルート」の2パターンでスケジュール例を用意しています。次の②で、あなたのスタート分野を決めてから読み進めてください。
➁どの分野から勉強を始めるべきか
宅建の試験範囲は 権利関係/宅建業法/法令上の制限・税・その他 の3分野です。3ヶ月は時間が限られるため、基本は宅建業法からが最短で得点化しやすい進め方です。宅建業法は短期でも点に直結しやすく、回転(理解→演習→復習)を作りやすい。まずここで「解ける状態」を作ってから、他分野を同じ手順で回すのが最も崩れません。
勉強が得意な方は権利関係から始めても構いません。ただし、テキストを読んで満足せず、必ずその週のうちに過去問で確認して点に変えてください。
③宅建業法から始める場合の
スケジュール例
この表は“範囲の予定”ではなく、毎週『理解→過去問→解き直し』まで終えるための目安です。各週の最後に、その範囲の過去問で正答率を確認し、間違いは翌週も解き直して回収してください。範囲を進めるより、回転を止めないことが最優先です。
・7月第3週~7月第4週:宅建業法(約10日間)
・7月第4週~8月前半:法令上の制限・税・その他(約20日間)
・8月後半~9月第1週:権利関係(3週間)
・9月第2週:全範囲の総復習(1週間)
・9月後半:年度別過去問(2週間)
・10月第1週:年度別過去問の総復習(1週間)
・10月第2週:予想問題集(1週間)
・10月第3週~本番:全範囲の総復習
※以下のスケジュール例は簡潔にするため、1ヶ月をすべて4週として考えます。
| 宅建業法から始める場合の3ヶ月の勉強スケジュール(例) | |
| 勉強時期 | 単元 |
| 7月 | |
| 第3週 | 宅建業の意味 事務所の設置 免許 事務所以外の場所の規制 宅建士 営業保証金 弁済業務保証金 媒介・代理契約 広告等の規制 重要事項説明 37条書面 |
| 第4週 | その他規制 自ら売主制限 住宅瑕疵担保履行法 報酬額の制限 監督・罰則 都市計画法 |
| 8月 | |
| 第1週 | 建築基準法 国土利用計画法 農地法 土地区画整理法 |
| 第2週 | 盛土規制法 地価公示法 不動産関係評価基準 税 その他(5点免除) |
| 第3週 | 意思表示 制限行為能力者 時効 代理 債務不履行 危険負担 弁済 契約不適合責任 相続 |
| 第4週 | 物権変動 不動産登記法 抵当権 保証・連帯債務 共有 区分所有法 賃貸借 |
| 9月 | |
| 第1週 | 借地借家法(借家) 借地借家法(借地) 不法行為 請負 委任 債権譲渡 相殺 民法その他 |
| 第2週 | 全範囲の総復習 |
| 第3週 | 年度別過去問7年分 |
| 第4週 | 年度別過去問7年分 |
| 10月 | |
| 第1週 | 年度別過去問総復習 |
| 第2週 | 予想問題集8回分 |
| 第3週~本番まで | 全ての総復習 |
④権利関係から始める場合の
スケジュール例
この表は“範囲の予定”ではなく、毎週『理解→過去問→解き直し』まで終えるための目安です。各週の最後に、その範囲の過去問で正答率を確認し、間違いは翌週も解き直して回収してください。範囲を進めるより、回転を止めないことが最優先です。
・7月後半~8月第1週:権利関係(3週間)
・8月第2週~8月第3週:宅建業法(約10日間)
・8月第3週~9月第1週:法令上の制限・税・その他(約20日間)
・9月第2週:全範囲の総復習(1週間)
・9月後半:年度別過去問(2週間)
・10月第1週:年度別過去問の総復習(1週間)
・10月第2週:予想問題集(1週間)
・10月第3週~本番:全範囲の総復習
※以下のスケジュール例は簡潔にするため、1ヶ月をすべて4週として考えます。
| 権利関係から始める場合の3ヶ月の勉強スケジュール(例) | |
| 勉強時期 | 単元 |
| 7月 | |
| 第3週 | 意思表示 制限行為能力者 時効 代理 債務不履行 危険負担 弁済 契約不適合責任 相続 |
| 第4週 | 物権変動 不動産登記法 抵当権 保証・連帯債務 共有 区分所有法 賃貸借 |
| 8月 | |
| 第1週 | 借地借家法(借家) 借地借家法(借地) 不法行為 請負 委任 債権譲渡 相殺 民法その他 |
| 第2週 | 宅建業の意味 事務所の設置 免許 事務所以外の場所の規制 宅建士 営業保証金 弁済業務保証金 媒介・代理契約 広告等の規制 重要事項説明 37条書面 |
| 第3週 | その他規制 自ら売主制限 住宅瑕疵担保履行法 報酬額の制限 監督・罰則 都市計画法 |
| 第4週 | 建築基準法 国土利用計画法 農地法 土地区画整理法 |
| 9月 | |
| 第1週 | 盛土規制法 地価公示法 不動産関係評価基準 税 その他(5点免除) |
| 第2週 | 全範囲の総復習 |
| 第3週 | 年度別過去問7年分 |
| 第4週 | 年度別過去問7年分 |
| 10月 | |
| 第1週 | 年度別過去問総復習 |
| 第2週 | 予想問題集8回分 |
| 第3週~本番まで | 全ての総復習 |
⑤スケジュール例の解説
3ヶ月は、努力量より「選択」で決まります。全部やろうとすると崩れます。取るところを決めて回すだけです。
この表の目的
目的は「最短で得点化すること」です。迷っている時間が一番危険なので、回転の型だけ固定します。
使い方(毎週やること)
・今週の範囲をテキストで理解する
・今週のうちに過去問で確認し、間違いは解き直して回収する
週1回だけ確認すること
・捨てる論点と取る論点がブレていないか
・年度別過去問の解き直し回数が足りているか
・直前期に「初見」が残っていないか
⑥勉強時間の目安
3ヶ月は「まとまった日だけ頑張る」より、毎日一定量回すほうが圧倒的に強い。迷う時間を減らすために、最初から時間を固定してください。
インプット期(テキスト+分野別過去問)
・独学:1日 3.5〜4.5時間(週 26〜32時間)
・通信講座・個別指導:1日 3〜4時間(週 22〜28時間)
・目安量:週 160〜200ページ/過去問 80〜110問
アウトプット期(年度別過去問)
・1日 4〜5時間
・目安:週 3〜4回分+解き直し
直前期(予想問題・総復習)
・1日 5時間前後
(無理なら「毎日触る+解き直し優先」で調整)
⑦まとめ
このスケジュール表は、「予定を守ること」よりも、点が伸びる手順(理解→演習→復習)が回っているかを確認するためのものです。勉強期間が長くても短くても、失速する人に共通しているのは「努力不足」ではなく、回転が止まっているのに気づけないことです。
特に崩れやすいのは次の3つです。
・テキスト中心になって、過去問が後回しになっている
・復習が“まとめてやる”になり、解き直しが積み上がらない
・過去問に入ってから、反復の回数が足りない(解いたままになっている)
逆に言うと、毎週やることはシンプルです。
・今週の範囲は、今週のうちに過去問で確認する
・間違えた問題は、翌週以降も触れる前提で残す
・「やった」ではなく「解ける状態」に寄せる
ここが回っていれば、どの勉強期間でも後半で伸びます。回っていなければ、どれだけ予定通りに進んでも点は安定しません。もし今、
「このペースで間に合うのか」
「過去問に入るタイミングが合っているのか」
「復習が積み上がっている実感がない」
このどれかが少しでもあるなら、一度だけ“現在地”を整理してから進めると、その後の迷いが消えます。
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